こんばんは。
久しぶりの更新になりますが震災皆さん大丈夫でしたかね。
元同僚も厚真に住んでおり家族ともども無事と聞いてほっとしております。
被害にあわれた方、残念ながら亡くなられた方にはお見舞いとご冥福をお祈りいたします。
さ。世の中は鮭真っ盛り。
釣り友も鮭釣ってますねー・・・。
今年はなんだか鮭の魚影が濃く、前年比180%超えとニュースでやっておりましたね。
・・・・うらやましい。
でも鮭釣りはもっとも敬遠している釣りで、あの肩が触れ合うところで釣りをすると想像しただけで気持ちが一歩下がってしまいます。
生来人見知りではないんですけどね。
何故かやりたいと思わないんですよ・・・。
それより!
青物どーなってるの!?
今年の春に6月になる前に準備したニューロッドとニューリールが埃をかぶる始末。
今年はもうショアブリはあきらめたとすっかり釣り友は鮭や他の釣りに夢中。
他ブロガーさんたちもパタリとショアブリの更新はなく、あってもオフショアブリばかりですもんね。
本来ブリは船で釣るもんでおかっぱりから狙うことは非効率の極みと聞いたことがあります。
・・・だからロマンがあるんじゃないかー!!
昨年ダメ元でみんなで行って釣ったあの一匹はロマンそのものでした。
みんなが鮭に夢中になっている間に孤独にロマンを追い続けるのもこれまた一興。
きっと単独での釣行でボロボロになって帰ってくるんだろうなと思いつつ、弟①さんに声をかけると「いいっすよーお供しまっす」とお返事が。
さすがロマンがわかる男だ!!
出陣!!
珍しく夜のうちに積丹方面へ。
お風呂貸し切り!!あれー・・・金曜の夜だよね?
沼前の駐車場で仮眠取りますがジギンガーの姿はいず。
やはり釣れない青物を狙う人はいないのか・・・。
待ち合わせの時間になって弟①さんも到着。
沼前トンネル前で海況を見ましたがややうねり高く、沼前岬の先端まで歩いて行って磯に立てなかったら心折れてしまいます。
「○○○○○岬行きますかー」
「え。まじで?」
「まじも何も。青物いるならあそこしかないと睨んでるんですよねー」
「ゴクリ」
一応伏字にしましたが○○○○○岬と言えば一歩間違えると転落の可能性が高く
死人がでるという悪名高きあそこですか!!!!
でも、そうだよね。
いつか行ってみたいと思ってたし。
「よし。いこう!!」
「そうこなくちゃ!」
○○○○○岬は徒歩で約50分。
大きな崖を超え、岬ふもとにたどり着くと滑落注意の斜め坂、クライミングポイントが数点、ジャンプポイントが1か所と聞いております。
まずはこんな坂道のクライミング
そして高さのある崖下り
斜め坂も浮石があり、油断すると滑落です。
弟①さんのサポートをもらいながらなんとか50分で釣り場到着!
写真は帰り道なので明るいですが暗いうちは怖かった。
(逆に高さに気付かず暗いから行けたという噂もある笑)
ついてみたら・・・・
全面釣り場!!
深さ、潮の流れ、雰囲気、申し分なし!!
さすが最後の聖域ですな!
とりあえず青物会えますように祈りながら撃投ジグ60gキャストー!!
おお!60でも足らん位流されます。80とか100でもいいかも。
根がかり嫌なのでボトムについたらすぐシャクリ、ハイピッチ~スローピッチ使い分けます。
潮の流れもビンビンに感じるからいるなら喰ってくるはずだけど・・・。
やはりロマンはいないのか・・・。
「うーんワンキャストワンロストです」
弟①さんは軽めのジグしか持ってきていず、ボトムを取れず流されてしまいジグをロストしまくりのご様子。
私は重いジグ持ってきていたのでボトムの方をダイレクトに探ってみましょう。
ボトムを取って、すぐ底を取り直して・・・
ゴフッ!
お!アタリだ!!
・・・青物じゃんかー!!
・・・・・気付いたでしょ?
確かに青物の群れはボトムにいましたが・・・
みーんなフクラギサイズ。
20~30センチくらいの群れで時合の時はワンキャストワンヒットの勢い。
小気味よく左右に走るフクラギ釣り・・・これはこれで楽しかった!
でももう少し大きい50センチクラスを釣って持ち帰りたい!!
うねりもややあり、先端は波かぶり(しぶき程度)でしたが大物を狙い先端まで行ってロングキャストー!!
おお!さらに深いし潮の流れも強烈!
ゴゴッ!!
間違いなく今日一番のアタリ!!
かくなるうえはパワーで揚げてやる!!
ご存知の方も多いと思いますがここは先端部分で深いんですが張り出した根があり、
パワーで揚げないと潜られてしまいます。
この今日一番のアタリも頑張ったつもりなんですが残念ながら根に潜られてしまいました。ロッドも決して弱いロッドではないので・・・うーーん逃したワラササイズはデカいということにしとこう。
また、引きを楽しんでぶっこぬきしなかったフクラギが左右に走っていたら、突然デカい魚が横からバーーーンとアタックしたのを見て慌ててプラグ投げるも正体はわからず。あれもきっとワラササイズはあったと思う。
結局フクラギは10匹以上釣って全てリリース。
また大きくなって出会うのを楽しみにしましょう。
帰り道・・・正直死んだわー!膝が笑いましたね。
西積丹最後の聖域でロマンの青物・・・・フクラギサイズではありましたが出会えることができました。
ぶっちゃけここではワラサ~ブリサイズの青物ぶら下げて帰る自信がありません。
でも戻りブリここでぜひチャレンジしてみたいですね。
次回の楽しみにしておきましょう。
※今年ショアブリを楽しみにしていた方も多かったでしょう。
今回、ここでの釣行記を記しましたが単独での釣行や行ったことがない方が単独で行くのは特にお勧めしません。正直難易度は沼前岬の比ではありません。
必ず複数名で、安全なルートを知っている方と行きましょう。
思い起こせば昨年私が単独でここの行き道を初めてきてウロウロしてた時、
あるブロガーさんが通りかかり「ここから先へは一人で行くのはお勧めしないよ」と声をかけてくれたことを思い出します。
他人のことでも相手の立場を思いやり、他人に声をかけることって日本人は下手だと思うんですよ。
でも釣り場で声かけあうのはよくあるし、震災の時はそれを乗り越え助け合う道産子の姿も多く見受けられましたよね?
私も同じ立場になったら困っている釣り人に声をかけれるようになりたいもんです
はい。長くなってしまいましたがショアブリの夢を追いかけた話でした!
それでは!