こんばんは。
5月入りましたね。
札幌でも桜が咲いていました。
先日の釣りコラボでも、私だけオサカナの顔が見れずに悔しい思いを。
今回の釣行では是が非でもお魚の顔見たいなと海サクラは一旦忘れ、今が旬のホッケを狙いに行きましょう。
海サクラなんて確率の悪い釣りばっかしていると性格がゆがんできます(ひがみ)
今日は美味しいホッケさんに癒されに行こう!
ただ!「ほっけが寄ってこない」「ほっけは大衆魚から高級魚へ」などこちらも以前のように数が釣れるというわけではなさそうです。
今日の釣行は浮き釣りの自称プロの友人O君とのんびり釣行。
私はホッケで浮き釣りなんて初めてです。
これまで浮き釣りはやや敬遠していましたね。
浮き釣りって「おじさん」の釣りの代表じゃないですか。
まあ気付けば私もすっかりおじさんなのでそれはそれでいいかと(笑)
そして新たな釣りとの出会いもこのブログの大きな目標だし。
しかも道具はすべてO君が用意してくれるとのことでオキアミブロック3つ用意しただけなのでらくちん。
今回は浮き釣り師である友人O君のテクニックを盗む目的と、何とかしてオサカナの顔を見るんだ!という強い意志を持って珊内漁港へお邪魔します。
札幌は雨がしとしとでしたが、積丹に入ってからは快晴でした。
車で2時間半くらいですか、ちょうど白んできたころに到着です。
積丹の海はきれいですねー!(帰りに撮影)
珊内磯場の向こうには珊内の河口が。
サクラマスもつれるそうで朝マズメは5人ほどアングラーさんがいました。
今度来てみようかな。
さて、釣行開始から午前中の写真はありません。
理由は「車に携帯電話を忘れたこと」・・・まあ、ありがちですよね。
ご存じのとおりほっけ釣り場で有名な珊内漁港は漁港岸壁にくっつくようにしてある大きな岩場を乗り越えて、すぐ釣り場である平盤に到着します。
よって比較的積丹の磯場の中では釣り場まですぐ移動できるので高齢者(失礼!)にもやさしい磯場の一つです。
そのためすでに混み始めていた平盤についたときにも、「あとから取りに行けばいいか」くらいに考えていましたが、一度入るとそこから抜ける事が許されない場所確保争いがありました。
ほっけ浮き釣りの常識なんでしょうか。
ということで午前中は抜ける事もままならず写真がありません!ごめんなさい!
駐車場にはテント組も数人おり、駐車場も準備を始めるおじ様方でがやがや。
速やかに準備し抜け出した私達は平盤先端から10メートルのところで場所確保しました。
私はO君から磯竿(5,4メートル2号)を借りましたが、な!長い!!
うき仕掛けもよくわからず準備に手間取ります。もたもたしてううちにO君が30センチ超えのほっけをゲット!
「はやくしないとホッケ逃げるぞ!」
「あーそんなに下がって準備してたら場所とられるぞ!」
んーなんか釣りっていうか漁みたい・・・。
自分のペースで釣りしたいんだけどナー・・・・。
ぶちぶち文句言いながらオキアミの煙の中にエビを付けた仕掛けを投入。
コンッ・・・グングン!ってすぐさまきた!
34センチのホッケゲットー!うれしいー!
測っていると「そんなことやってる場合じゃない!次の餌つけて!はい!」とO君に叱られました。普段はとても穏やかなO君なのですが、この時のO君は鬼気迫る感じで、さながらどこかの漁場長のようでした(漁場長知らないですけど笑)
そしてみなさん釣り上げたほっけは自分の足元にポイっ!
すぐさま餌を付けてすぐのホッケを狙います。
私は釣り上げたホッケは一匹ずつクーラーへ。仕掛けの餌をつけるのもいったん竿をおいて餌を着けます。
みるみるうちにO君との釣果は歴然。
彼が10匹釣った頃には私はわずか3匹でした。
わお!漁場長すごい!
なるほど手返しか・・・・。
ということは「いかにいる時に釣り上げるか」の釣りなんだな。
これは海サクラと一緒だな。
横目で観察すると
①仕掛けいれる。
②オキアミ投下(ピンポイントで)
③ほっけかかる
④リールはほとんど使わず長い竿を立てて抜きあげる
⑤竿の長さとホッケの重みでホッケをこっちに寄せる
⑥竿をしならせホッケをキャッチ
⑦竿をしならせたまま針から外しほっけを足元の潮だめにポイっ
⑧そのまま餌を付けて仕掛けを入れる
①にもどる
わーほっけ浮き釣りってオートマチック!土佐の一本釣りみたい!
まわりにはサビキ釣りの方も多かったですが、O君がサビキを選択しないわけはこのシステムが出来ないからなんですね。
サビキだとダブル・トリプルでかかる可能性もあるけど、取り込み時バラス事も多くなるし、暴れるほっけで自身の仕掛けがお祭りになり結果手返しがわるくなる。挙句には場所とられるという理由で浮きの一本仕掛けを愛用しているそうです。
(実際にサビキの方でトラブル処理している方多くいましたね)
考えられているシステムだなー!やるなー漁場長!(2回目)
よーし!だんだんわかってきたぞー!
システムが分かり始めた午前6時。。。あたりがぱったりなくなりました。
「まーこんなもんだ」O君はすでにほっけの血まみれ姿で、ぷはーと一服。
(携帯灰皿彼は使ってますよ!)
普段穏やかなO君が鬼気迫る勢いで釣る理由はこの時合いだったんですね。
ほっけも回遊してこないと何をやってもつれません。
オキアミは「寄せる」というよりは「留ませる」ために使う。
んー勉強になった!やるな漁場長!(3回目)
この時点でほっけは30匹くらいでしょうか。
プロはさっさと帰っていき、8時ごろから次の釣り人達が入ってきました。
今日の場所当たり場所は先端場所ではなく、平盤ワンドになっている潮だまりになるところ。そこでは「入れて、入れない」の醜い争いが。
私の後ろでも入りたそうにしている方が、丁寧に声をかけてきたので気持ちよく入れて情報交換。実は前泊して乗り込んだけど寝坊してしまったとのこと。あちゃー残念。
さて、醜い場所争いも落ち着いたし携帯とってくるか。
まあ、まったりモード時はこんな感じでピーク時はこの倍でしょうかね。
この右側の磯でやっている方もいましたが、流されそうになっていましたね。
ライフジャケット必ずつけてください。危ないから。
さあ、ここからまったりタイム。
ペースは1時間に2匹程度。
んーまったり。
まったりになるとみんな表情もおだやかになり、いろいろと情報交換やそれぞれの釣り自慢が始まっていましたね。和気あいあい。
お昼を食べ終わって、さてそろそろ帰りを考え始めた午後2時!
また時合いがやってきました!
「きたぞ!!」
朝は日光の関係で良く見えませんでしたが、この時は海中もよく見える透明度でした。
ワラワラと底から浮き上がるようにホッケの群れが湧き上がってきます。
ワッとまた釣り場が色めき立ちます。
私もAMの経験を活かしオートマチックな釣りが出来るように備えます。
なんていうんでしょう。
ホッケ釣りは一番忙しい釣りだとO君は言ってましたが、本当にその通りでしたね。
気付けば自分達の足元にはほっけが積み重ねられ、一番釣れているポイントになったようで、おじさんたちが入れて入れてと寄ってきました。
「こっちに入れば?」「こっちから竿出せばいいんじゃない?」「もうちょっとこっちおいで」朝にはなかった助け合い、この時合いを磯場みんなで共有する雰囲気がありましたね。
やはり朝から頑張ってまったりモード時にお話ししていたってのもデカいんでしょうな。午後の時合いは楽しかった!!
クーラーに入れても入れてもホッケが積み重ねられます
時合いは約30分持続。
本日は2回の地合いで計60匹のホッケに出会う事が出来ました。
一番でかいホッケは44センチ。
アベレージサイズは30~35センチくらい。
小さいサイズはリリースしたので80匹くらい釣れたのかな?
釣果はO君と半分こ。
(まあ7割はO君が釣ったということは内緒だ!)
O君、いや漁場長!勉強になりました!
楽しかったね!! また来年行こうぜ!
さて、爆釣はうれしいですが大変なのはあと始末ですね!
私は実家に持ち込み母親に捌いてもらいました。
この多さは嫁もお手上げ。
しばらくほっけざんまいですね!
ホッケフライに塩焼き、西京焼き!
脂がのってとってもおいしそうです!
うちは家族が多いのと近所に親戚が多いですからね。
ぜーんぶありがたく食べますよ!
今年はサクラマス、ホッケを制覇。次のターゲットはひらめかなー!?
さてゴールデンウィークも後半戦。
次は近郊サーフか積丹か、それとも岩内か!
それではまた!!
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